設備Facility

高速自動プレスマシン

プレス加工は、金属などの材料を金型の間に挟みこみ、強い力を伴った上下動により材料を金型表面に押し付けて、金型と同じ形状を作りだします。 当社では高速自動プレスマシンを使い、モータの心臓部であるステータ(固定子)とロータ(回転子)のコア(鉄芯)を打ち抜き積層加工しています。 厚さ0.5㎜の金属の板(電磁鋼板)にプレス金型を押し当て打ち抜きます。 同時に打ち抜いたコアを積み重ねながらカシメることで、1枚1枚のコアがバラケないようにしています。  設備一覧へ

ダイカストマシン

ダイカスト加工は、金型鋳造法のひとつで、金型に溶融した金属を圧入することにより、短時間で大量に生産する鋳造方式のことです。 当社ではダイカストマシンを使い、ロータダイカストを生産しています。 アルミのインゴット(のべ棒)をガス炉に入れて溶かし、金型にロータコアをセットします。溶かしたアルミを金型に高圧で圧入していき鋳造します。  設備一覧へ

NC旋盤、マシニングセンタ他

NC旋盤では材料に回転を与え、刃物台に取り付けられた工具(バイト)に切り込み運動、送り運動を与えて、材料の外径や内径、穴あけ、ねじ切りなど削りとる加工を行います。 マシニングセンタでは、材料を治具などで固定し、ドリルやカッターの回転運動により、材料の穴あけや切り込み加工を行います。 その他にタッピングマシンやブローチ盤などの工作機械を駆使し、様々な切削加工を行っています。  設備一覧へ

カチオン塗装設備

カチオン塗装とは、水溶性塗料が入ったタンクに陽極(+)を設け、被塗物を浸漬し被塗物を陰極(-)として電流を流し静電気により被塗物に塗料を塗着させます。 その後、焼付け乾燥を行い硬化させて塗膜とする塗装です。 複雑な形状もピンホールなく均一に塗料が塗着します。また化学反応による塗装なので強固に密着し、塗膜は耐食性に優れます。  設備一覧へ

巻線加工設備

モータの心臓部となる固定子(ステータ)の生産について、交流誘導電動機用の場合は、 ステータコアにスロットを挿入するスロットインサータ、銅線を巻枠に巻きつけコイルにする巻線機、ステータコアにコイルを挿入するコイルインサータ、コイルの形を整える仮成形機、コイルを固定するために糸で縫うレーシングマシン、最後にコイルの形を整える仕上成形機、出来上がったステータをワニスで固着させる連続ワニス乾燥炉など、様々な工程(機械)を使用して仕上げていきます。 また、直流整流子電動機の場合は、インサートコア(樹脂成型品)に直接銅線を巻きつける巻線機だけで仕上げるため、工程(設備)は少なくて済みます。  設備一覧へ

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